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きょうの料理ビギナーズレシピ

めかじきのあえ麺 カレー風味

ベトナム北部の都市ハノイ名物のあえ麺。本来は白身の川魚でつくります。ココナツミルクのまろやかさ、スパイシーな風味が後を引きます。

めかじきのあえ麺 カレー風味

写真: 野口 健志

エネルギー /550 kcal

*1人分

調理時間 /25分

*めかじきの下味をつける時間は除く。

材料

(2人分)

・冷や麦 (乾) 140g
・めかじき (切り身) 2切れ(130g)
【下味】
・ココナツミルク 大さじ1
・カレー粉 小さじ1
・ニョクマム 小さじ1
*ナムプラーでもよい。
・たまねぎ (みじん切り) 大さじ1
・にんにく (みじん切り) 小さじ1
・ディル 5本
・細ねぎ 10本
【ニョクチャム】*つくりやすい分量。
・砂糖 大さじ3
・レモン汁 大さじ3
・ニョクマム 大さじ2
*ナムプラーでもよい。
・水 大さじ2
・にんにく (みじん切り) 小さじ1/2
・赤とうがらし (みじん切り) 1/2本分
*ヘタを除いたもの。
・サラダ油 大さじ2

つくり方

下ごしらえをする
1

めかじきは2~3cm角に切る。ボウルに入れ、【下味】の材料を加えてもみ込み、10分間ほどおく。ディルは中心の太い茎から葉を摘む。細ねぎは2~3cm長さに切る。【ニョクチャム】の材料は混ぜ合わせる。

! ポイント

魚に【下味】の材料をもみ込む。本場ではターメリックを加えるが、ここではポピュラーなカレー粉で。

具材を炒める
2

フライパンにサラダ油を入れ、冷たいうちにめかじきを加え、強火にかける。油が熱くなってシュワシュワと泡が出始めたら中火にし、こんがりと色づくまで揚げ焼きにする。火を止めてディル、細ねぎを加え、少ししんなりするまで余熱であえる。

! ポイント

【下味】をからめた魚を香ばしく揚げ焼きにする。油が冷たいうちに入れれば焦げにくい。

冷や麦をゆで、仕上げる
3

鍋に湯を沸かして冷や麦を袋の表示どおりにゆでる。流水でもみ洗いをし、ざるに上げて水けをしっかりきり、器に盛る。2をのせ、【ニョクチャム】を小皿で添え、好みでかけながら食べる。

全体備考

【ベトナムの米の麺「ブン」】
ブンはベトナムの家庭で最も一般的な麺で、独特の柔らかなコシがある。ベトナムでは、「めかじきのあえ麺 カレー風味」を、断面の丸い米の麺、ブンでつくる。

【ニョクチャム】
冷蔵庫で3~4日間保存可能。臭いのつきにくい瓶、ホウロウ、ステンレスなどの保存容器がおすすめ。

【食材メモ】
◆ココナツミルク◆
ココナツの果肉からつくられるミルク状の液体。コクと自然な甘みがあり、おかず、麺料理、デザートなどに広く使われる。水分と脂肪分が分離しやすいので、缶詰を開封する前によく振るとよい。

◆ディル◆
西欧料理ではサーモンのお供としておなじみのセリ科のハーブ。ベトナムでも魚料理によく使われる。すがすがしい香りと、柔らかく繊細な葉の形状が特徴。

きょうの料理ビギナーズレシピ
2012/08/06 アジアごはんで夏を乗り切ろう!

このレシピをつくった人

鈴木 珠美

鈴木 珠美さん

東京・西麻布にあるベトナム料理店「kitchen.」のオーナーシェフ。1999年にベトナムへ留学し、現地のシェフや料理研究家に師事する。帰国後、2002年3月に「kitchen.」をオープン。野菜をたっぷり使ったヘルシーなベトナム料理が人気で、お店は連日にぎわっている。

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